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ブラック企業のドンと言われる渡辺氏公認は安倍総理のバランス感覚?

 ワタミグループ創業者・渡邉美樹氏の参院選出馬問題でワタミの労働環境などがいわゆる「ブラック企業」と週刊文春週刊新潮が批判していることから、身内の自民党議員からも「公認を取り止めるべきでは」との声が出始めていると言います。

  自民党にも沢山批判の手紙やメールが届いていると言います。

 そもそも渡邉氏を自民党が公認するという話は安倍総理大臣がみずから言い出したもの。

 渡邉氏は前回の都議選にも立候補し、政策が自民党の考えと近かったから、今回は公認するというのですが。

 しかし、残業するのが当たり前、過剰労働を平気で強いるブラック企業のドンを公認しようというのはいかにも自民党のドンとでも言えるでしょうか?

 ひょっとすると、安倍総理はこのままだと自民党があまりにも圧勝してしまって困ると思って、逆に順風を和らげる逆刺客として渡邉氏を公認しようとしているのかも知れませんね。

 もし、そうなら、やるね安倍ちゃん!と賞賛したいですね。

 当の渡邉氏は「有り体な言葉ですけど『正義は勝つ』と思っています。心は揺れていません」と強気の姿勢だと言います。

 たしかに、正義は権力者の側の理論というなら、与党に所属しようとしている渡邉氏は正義になるのでしょう。

 しかし、不当な過剰労働を強いるブラック企業が多ければ、安倍総理のいう「労働者1人当たり年間150万円の所得アップ」などという理想論は夢の又夢になってしまうってことは安倍総理は分かっておられるのかね??