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住宅市場が活況

今年のゴールデンウィークは昨年までとは違い、住宅業界は賑やかな様子だった。

と言うのも、アベノミクス効果に加え、消費税増税前の駆け込み需要も重なり、各住宅展示場が盛況だったからだ。

特に消費税増税を見据えた購入パターンの場合は、今年の9月末までに契約をすれば、来年4月以降の引き渡しでも従来の5%の消費税で済むため、そろそろ検討に入ろうと考えるユーザー予備軍が多かったようだ。

住宅生産団体連合会の「平成25年度住宅業況調査」によると、今年1月~3月の戸建注文住宅の受注実績は前四半期に比べて総受注棟数39ポイントのプラスで、前期のマイナスから一気にプラスに転じており、総受注金額においては5期連続のプラスとなった。

国土交通省が5月10日に発表した2013年3月の建築確認申請件数は木造住宅などの建築物が8か月連続で前年同月比がプラスとなっており、住宅市場の活況ぶりが伺える。

だが、過去に2度経験している消費税の導入と増税時に起きた駆け込み需要急増後の極端な落ち込みが、業界関係者を慎重にさせているとの見方もできる。

「2度あることは3度ある」にならないよう、省エネ住宅のさらなる進化や質の良い低価格住宅の供給など住宅メーカー側の対応もしっかりと見ていく必要を感じる。

ユーザー自身も消費税増税だけに惑わされず、住宅取得に関する国の政策をしっかりと見極めていくことが必要だ。


≪コメント≫
消費税増税、エコポイント終了、エコカー補助金終了前には駆け込み需要が発生する。
そして、その後、反動が襲う。

これは、当たり前だろう。

実際に景気が良くなっているわけではなく、購入が前倒しになっているだけ。

円安で輸入価格が上がっている。
建材を輸入に頼っているメーカーの住宅は自ずと高くならざるを得ない。

住宅関係の資格を取得して就職しても先が見えない。
1級建築士の資格