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大手メーカーのパソコン夏モデルは値上げ続々

 NECや東芝、富士通など大手パソコンメーカーが夏モデルで製品の値上げに動き出したようです。

 これは来年4月にやってくるwindows XPのサポート期限切れを見越して、大幅需要を見込めるため消費者の足元を見てということではありません。

  値上げは急激な円安で部品・材料の輸入コストが増加した影響を受けて各社は採算が悪化しており、夏モデルの新商品からの値上げや機種の絞り込みを実施するというもののようです。

 windows XPのサポート期限切れはだんだん迫って来ていますが、windows8の使い勝手が悪く評判も悪いこともあってwindows8が出ても敬遠してwindows7モデルを買う人が少なくないと言います。

スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末の台頭に押されてどんどんパソコンの需要も減って来ている中での値上げがいかなる効果になって表れるのでしょうか?

 

 国内トップのNECパーソナルコンピュータでは、5月16日に発売した夏モデルの個人向けパソコンの想定価格を昨年の秋冬モデルより約5千~1万円も引き上げています。実際の店頭価格は各お店が設定するのですが、メーカーは想定価格の反映を要請しています。

 国内パソコンメーカーは、生産拠点を海外に移転、生産が国内に残る一部機種も部材の多くを輸入。昨年末から進んだ円安で「ドル建てで買う部材の調達費が急激に増加している」(NEC)と言います。

 特にノートパソコンは、割安なタブレットなど新型端末の登場で苦戦しています。

 調査会社のBCNによると、今年の販売台数は3月まで3カ月連続の前年割れで、3 月は前年同月比21・5%減と落ち込んでいます。消費者の“パソコン離れ”と円安、それにwindows8がタッチパネルになってむしろ敬遠されるようになったという三重苦でかなり苦戦しているというのが現状の模様です。

 次期OSとして開発されていた「Blue」というコードネームのものをマイクロソフトは前倒しして「windows8.1」としてwindowes8の利用者には無償で提供して行く方針を決定しています。

 これで従来の本体からのパソコンの起動が復活するなど、今までのwindows利用者には馴染みがある操作法が復活するため、パソコン離れを抑えることができるでしょうか?

 今後の市場動向に期待したいと思います。