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肉食過多の男性は糖尿病になるリスクが高い

肉類を多く食べる男性は、あまり食べない男性と比べて糖尿病を発症する危険性が約4割高いとの大規模調査の分析結果を、国立がん研究センターなどの研究チームが5月21日(2013年)発表した。

女性の場合は関連はみられなかった。
英栄養学専門誌に掲載された。

1995年と98年に10都府県に住んでいた45~75歳の男女6万3849人を対象に調査。
開始時は全員、糖尿病やがん、循環器の病気はなかったが、5年後に1178人が糖尿病を発症していた。

肉類の摂取量別に4グループに分けて発症の危険性を比べたところ、男性は摂取量が多いほど危険性が高まり、最も多いグループ(1日あたりの中央値108グラム)は最も少ないグループ(同23グラム)の1・36倍だった。

肉の種類別では、牛・豚は摂取量が多いほど危険性が高くなったが、鶏肉、加工肉(ハム、ソーセージなど)は関連がなかった。

女性は肉類全体、種類別のいずれも発症との関係がみられなかった。

研究チームの国立国際医療研究センター臨床研究センター上級研究員によると、肉に多く含まれる鉄分などが、血糖値を下げるインスリンの効きを悪くしている可能性があるという。

女性は体内の鉄の蓄積量が少なく、肉類摂取の影響を受けにくいと考えられる。
(毎日新聞 )

≪コメント≫
糖尿病というと、糖分(甘いものやアルコール)の過剰摂取が言われてきたが、肉類と関係があったとは。

「肉に多く含まれる鉄分などが、血糖値を下げるインスリンの効きを悪くしている可能性がある」のか?

確かなことは分からないが、女性には関連が見られず男性にだけ関連性が見られることから、「女性は体内の鉄の蓄積量が少なく、肉類摂取の影響を受けにくいと考えられる。」という説には納得だ。

しかし、糖尿病の患者にしては糖分だけでなく、肉類(牛・豚肉)も制限されることになる。