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ワールドカップ出場決定も一緒に喜ぶ渋谷のDJおまわりさん?!

 サッカー日本代表が、ワールドカップの出場を決めた6月4日夜。多くのサポーターが集まる渋谷駅周辺では、多数の警察官が群衆の誘導を行っていました。そんな中で、「話術」で大注目を集めていたおまわりさんがいます。

 「目の前にいる怖い顔の警察官も、日本代表のW杯進出を喜んでおります。みなさんはチームメイトです。おまわりさんも、こんな良き日に怒りたくはありません。ゆっくりと駅に進んでください」 

「私はみなさんのことを邪魔したいわけじゃありません。本当はおまわりさんたちも嬉しいんです。日本おめでとう! みなさんは12人目の日本代表です。みなさんもフェアプレーの精神で、交通ルールを守って帰りましょう」

 

 人気DJのように、流ちょうに爽やかにアナウンスするそのおまわりさんの言葉に「おまわりさん! おまわりさん!」というコールが湧いていたほどで、ツイッターや動画サイトなどでも大いに話題になっています。⇒YOU TUBEの動画

 

 あまりのトークのうまさに、一部では「コミケスタッフ経験があるのでは?」なんて憶測も現場でも出ていたようですが、このおまわりさん、いったいどんな人なのか気になるところです。

 

 警視庁広報課によると

「名前は公表しておりませんが、年齢は20代、出身は宮城県の単身者です。趣味は映画鑑賞、スポーツ観戦(野球)、特技は剣道(4段)です。第九機動隊の 『広報係』というところに所属しています。大枠の内容は警視庁本部の警備一課と協議して、事前に決めておりますが、今回の具体的な言葉などについては、現 場の雰囲気を見て、アドリブで出てきたものだということです」

 とのこと。

コミケスタッフ経験や、トークのアルバイト経験に関しては
「ア ルバイト経験などは公表しておりませんが、平成20年に警察学校に入り、平成21年に浅草警察署、平成22年に第九機動隊、平成24年から同隊の広報係に います。広報係はもともと雑踏の中での呼びかけなどを専門でやっている係で、現場の状況に応じて広報を行っています。今回のように、ワールドカップ出場決 定のような状況では、若い人をターゲットに、できるだけ受け入れられるような言葉を選んだのだと思います」

 警察官というと、高圧的で、権威的というイメージが強かったので、このように庶民的で爽やかな「おまわりさん」がいると思うと、思わずトークを聴いた庶民も微笑んで「お仕事、ご苦労様です」と敬礼の1つもしたくなるくらいですね。

 

 警察のいいイメージを確立して行くためにも、こういう爽やかな「おまわりさん」にはどんどん活躍していってもらいたいですね。