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新型インフルエンザ判定 手かざし10秒

新型インフルエンザなど危険な感染症にかかっている人をすぐに見抜くモニターシステムを、首都大学東京の教授(医療工学)らが開発した。
薬でも発熱を抑えている「隠れ患者」も発見できる。
空港などでの検疫に威力を発揮しそうだ。

教授らのシステムは、ノートパソコン程度の大きさで、体温・脈・呼吸数を測る3種類のセンサーを内臓している。

この前に座って手をかざすだけで、顔の温度、手のひらの脈拍、呼吸に伴う腹部の動きを自動計算し、5~10秒で「患者」か「悲患者」か判定する。

季節性インフルエンザの成人患者47人で判定制度を調べたら、半数はタミフルなどで平熱になっていたにもかかわらず、47人中40人を「患者」と正しく判定。
いっぽう、健康な成分64人では4人を「患者」と誤診した。

この結果から、このシステムが病気の人を正しく見分ける確率は85%で、「非患者」という判定が正しい確率は90%と分かった。

2003年の重症急性呼吸器症候群SARS)以降、国内の空港では顔表面の温度をサーモグラフィーで調べる発熱チェックをしているが精度が高くなく、また、解熱剤で平熱に抑えている感染者は見逃してします欠点がある。

この検査機の試作にかかった部品代は数万円程度という。

教授は「薬で発熱を抑えた人でもこれほど高確率で判定できるとは自分でも驚いた。
検閲などの現場で役に立つだろう」と話す。
(毎日新聞)

≪コメント≫
数万円で検査機の試作品が出来るとは驚きだ。
しかしながら、85%や90%とは高確率とは言え、100%ではない。
誤診の可能性があることは否めない。